犬のわれもの庵綴り
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2008/02/01

「単騎、千里を走る」を観ました。
これは、高倉健さんじゃないとできない映画だったなあと思ったのが
まず率直な感想。

それを一番感じたのは、息子が癌と聞きすぐに中国に行こう、と考えたくだり。
普通の役者さんだったら、きっとこの思考の展開に、もうひとつ強い理屈を
つけないと、見ているこちらは納得できなかったかもしれない。
けれども健さんなら、その思考の展開に無理なく納得できる。
健さんは、そういう人だから‥‥という
なにか、こちらにすでにある健さんのイメージをしっかり生かしている脚本だ。
監督のチャン・イーモウさんは、役者高倉健をよく知っているんですね。

そして、人の普通な、自然な親切が溢れていた。
寡黙で(ある意味強引で迷惑な旅人な)健さんに、
かの地の皆は親切にしてくれるけど
それは、ごく普通の好意であり、人のためにここまでしてやるぞ!という
変な気張りではない親切。
その素朴な優しさに、わんわん泣くというよりもちょっと顔を緩ませて
えへへ・・と涙を流すような、そんな気持ちで観ていました。

もし、これを今の日本を舞台にしてやったら
過剰な親切やおせっかいのような形で、健さんを助けていく、という
なにか嘘くさい、押し付けがましい映画になったんじゃないだろうか。

優しい気持ちというか、じんわりしたい時によい映画でした。
posted at 2008/02/01 10:11:53
lastupdate at 2008/02/01 10:13:02
修正