2008/12/25 :: ワイエス展
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会期終了間近にかけつけました、渋谷Bunkamura、
アンドリュー・ワイエス展観てきました。
最初ワイエスと聞いて思い出したの「クリスティーナの世界」
美術の教科書に載ってましたよね。
その絵のイメージから、勝手に空想世界のような作品を描く作家なのかと思い込んでいました。
実際は逆!
生活する事、生きていく事をじっと観察して見抜くような作品でした。
辛抱強く、今手元にあるもので、コツコツと生きていく人々や道具の美しさ。
なんでも新品に囲まれて、過ごす事だけが、幸せじゃないのだなぁ…と考えさせられました。
また、本作に至るまでの沢山の習作を紹介がメイン展示でしたので
細かな所まで、目が行き届いていて、そうですねぇ、たとえ画面に映らなくても、全て作りこまれているCGのデータのような緻密さです。
どっしりした作家でした。
しかし会場出て、デパートをウロウロしてしまったら、ガッツリ物欲がわき上がって
なんだか全然感動が身についていなかった自分でした。(ノ>д