犬のわれもの庵綴り
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2009/11/05
不毛地帯
テレビで唐沢君主演で「不毛地帯」が放映中ですね。
重厚な内容で、1回見るごとにふーっとなります。

この作品は、以前映画でみたことがあったのですが
当時はまだ未熟だったせいで、細かな政治的やりとりなど
すぐに理解できず、記憶中ではラストシーンしか覚えていませんでした。

そのシーンとは、主演の仲代達也さんが、大画面でアップになり
大声で泣き叫ぶか、――というところに
列車の走行音が爆音のようにかぶさる、という演出で終わったものです。

あれ?っと思った方いらっしゃいますよね(苦笑)

そうです、先日、運良くこの映画がテレビ放映されたので見直してみました、
ら、
あれれ??ちがーーーーう!

映画のラスト、丹波哲郎さんの遺体確認するというシーンが線路上でした。
これを他の映画とごっちゃにして記憶しまったようです。
間違えて覚えていたシーンって、多分「映画下山事件」ですね‥‥‥、
同じ仲代さんでしたし、記憶もモノクロだったような気もするし‥‥。

映画の不毛地帯を見てから、テレビを見ると
演出方法など、なんとなく意識して作っている部分ありますね。
でも決定的に違うな、と思ったのは、壱岐の人物像です。

テレビの方が、より彼の人としての苦悩が描かれていますね。
映画の方は、商社での戦闘機売り込みを
思ったよりすんなり、受け入れるようにみえるし
情報入手させた小出さんや芦田さんを
どちらかといえば、下に見ていた感じにうつりました。
軍幹部人が一般の軍兵士を「手ごま」としてみるかのように‥‥。

けれども、川又さんを助けていくつもりで始めた事が、
結局裏目に‥‥という
この展開を考えると、その因果応報的なつくりは、
ストレートに伝わりましたが。

映画は、このエピソードをもってほんと、ぶつっと終わる感じですが
テレビでは、この続きも映像化するようです。
壱岐さんの周囲の人物関係も、より複雑になっていますし
これからどんな困難が待ち構えているのか‥‥楽しみです。
ああでも、ほんと、毎回重苦しいです。
でもやめられないです〜。

posted at 2009/11/05 21:37:19
lastupdate at 2009/11/05 21:44:42
修正